ふくろう はり灸治療院のこだわりは、
“患者様にいかに早く楽になっていただくか?良くなっていただくか?”
です。
そのため、様々な方法を用いて施術を行っています。
なぜ、このような様々な方法が必要なのか?
それは、患者さんの今の現状も、状態もまったく違います。
性別も違います。
身体の大きさも違います。
年齢も違います。
それぞれの方が、それぞれの身体を持って、それぞれ心を持って当院へ来院されます。
なのに・・・
1つの画一的な施術で皆さんにアプローチするというのは、私には考えられません。
例えるなら、大工さんがノコギリだけで家を建てることができるでしょうか?
やはりそれは無理な話なのです。
カンナ、トンカチ、ノコギリ、釘。。。
それぞれも道具を、それぞれに必要なシーンで使いこなすということが大切になってきます。
患者さん一人ひとりに合わせた様々な施術方法。
こうしたオーダーメイドの施術で、患者様に早く良くなっていただくために、
ふくろう はり灸治療院では大きく分けて5つの柱となる施術があります。
一つひとつご説明させていただきます。
目次
その他補助的施術
はりきゅう治療は、WHO(世界保健機構)も、うつ(神経症)、自律神経失調症はもちろんのこと、運動系、神経系、循環器、呼吸器、消化器、内分泌器、婦人科などなど、様々な場所に効果があると認めています。
参考:wikipedia「鍼灸」より
はりきゅう治療は、それだけ治療の効果がある施術方法です。
また、はりきゅう治療は、医師および“はりきゅう国家資格”を取得した者しか、行なうことはできません。
それだけ技術を必要とするけど、効果が高い治療法といえるでしょう。
しかし、やはり最初は怖いというお気持ちや不安があると思います。
“はりは痛いんじゃないだろうか?”
“お灸は熱いんじゃないだろうか?”
“血は出ないかな?”
“ヤケドするかな?”
いろいろ不安だと思います。
でも、ご安心下さい!!
ふくろう はり灸治療院では、
などの高い技術力と工夫を駆使して施術しますので、
決して不快な施術ではありません。
↑中心のボタンを押すと再生されます。(2分01秒)
(音が出るので、ご注意ください)
この器械は、全世界のプロスポーツ選手達の治療にも使用されている有名な治療器です。
一部をご紹介すると、横浜ベイスターズではこの器械が導入されていますし、
プロゴルファーの上田桃子選手もこの器械を、お使いになられています。
<ゴルフダイジェスト2011年2月号より> <サンケイスポーツ05/1/21より>
このようにプロスポーツ選手にも、その効果を認められているこの器械ですが、うつや自律神経失調症へも効果が認められています。
そして、はりきゅう治療と組み合わせることで、より一層の効果を発揮するとの研究発表も出ています。
実際には、手首と足首に電気を流す為のクリップをはめます。
そして、20~30分連続して電気を流します。
このとき、痛みはもちろん、他の感覚もまったくありません。
その後、スティックにてツボの宝庫ともいえる、首とお顔、頭への施術を行ないます。
施術中は痛みを感じる事はなく、気持ちいい施術です。
余談ですが、この器械は皮膚も自律神経に支配されている事もあり、肌への効果もあります。
女性に施術すると「次の日の化粧のノリがいい!」とおっしゃいます。
※微弱電流療法器は厚生労働省認可を受けている治療器です。
※化粧が落ちてしまいますので、女性の方はお化粧の道具を持ちいただくようお願いいたします。
↑中心のボタンを押すと再生されます。(1分14秒)
(音が出るので、ご注意ください)
スッキリして心地いい朝日、
ポカポカして気持ち良い春の日差し。
皆さんは太陽にあたっていますか?
地球上の生命は、
水、酸素、そして太陽光線の恩恵を受けて、生命を維持することが出来ています。
紫外線へのバッシングの影響で、太陽の光を避けられている方も多いようです。
しかし、太陽に当たらないことで、健康を害すことも分かっています。
たとえば、日の光の少ないフィンランド、スウェーデン、アラスカなど雪国の地域では、冬の期間にうつ病患者が増加します。
冬にだけ発症する季節性のうつ病を「冬季うつ病」と呼びますが、日照不足が原因とはっきり分かっています。
お越しになられる患者さんのお話を伺うと、夜勤やデスクワークなどの理由で太陽に当たられていない方も多いです。
これも、うつや自律神経失調症の原因の1つと考えられます。
そこで当院では、太陽光と同じ光を発することの出来る、カーボンアーク光線治療器を使用して治療を行います。
光線療法は、デンマークのニールズフィンゼン博士が研究開発し、1903年ノーベル生理医学賞を受賞しました。
これをきっかけに世界中に広がった治療法です。
生物は可視光線(目に見える光)により昼と夜を知り、交感神経・副交感神経の切り替えを行っています。
人間の場合、目から入った光は、脳の中心の視床下部に届き、自律神経に直接働きかけ、自律神経を安定させます。
当院ではこの治療器を、まず足裏日光浴として使用します。
足裏は第二の心臓とも呼ばれます。
そして、足の裏は全身を投影しています。
足裏のツボは全身へ繋がっていますので、全身の症状に効果を表します。
実際には、足裏に可視光線と赤外線を効果的にミックスした光を照射します。
可視光線と赤外線効果として、
・自律神経調整
・ホルモンバランス調整
・ミトコンドリアの活性化
・温熱効果
・鎮痛効果
・血行促進
・新陳代謝促進
などが挙げられます。
こちらも熱さを感じることのない、心地いい治療です。
また、痛みの症状を伴う場合は直接患部にも照射し、鎮痛作用を発揮します。
※光線治療器は厚生労働省認可を受けている治療器です。
近年、身体の“冷え”というものに注目が集まり、体温を上げることの重要性が見直されるようになって来ました。
例を挙げれば、
体温が1度下がると免疫力は37%下がると言われ、
ガンは35度で活発に分裂し43度ですべてのガン細胞は死滅することなどが知られるようになって来ました。
(悪性な細胞ほど熱に弱く、39度辺りから死滅するともいわれています。)
また、体は水分を除くと、ほとんどがタンパク質でできています。
ストレスや過労、病気、紫外線や物理的刺激などの様々なストレスによってなどでタンパク質が傷つくと、身体に様々な不調が現れてきます。
その傷ついたタンパク質を保護したり修復を促し元気な細胞に戻してくれ、どうしても戻せない場合は、他のタンパク質の邪魔をしないように、壊れたタンパク質を壊す手助けもしてくれるタンパク質の一群があります。
それは熱ショックタンパク質(HSP:ヒートショックプロテイン)といわれるものです。
(以前、患者様にこのご説明をしたときに「事業仕分けのときの蓮舫さんみたいな役割ですね。」とおっしゃったのが、言い得て妙でした。)
熱ショックタンパク質(HSP:ヒートショックプロテイン)はその名の通り、身体(細胞)に温熱刺激を与えることで、発現が上昇するということも分かってきました。
このように、身体に大変有用な温熱刺激ですが、自律神経失調やうつにも効果があります。
当院では、自律神経をターゲットに温熱刺激療法を行います。
交感神経が強く働いていると、体温が血管が収縮して体温が低くなりがちです。
これでは冷え症や肩こりなどの様々な不快な症状の原因となってしまいます。
このような症状はストレスの原因となり、余計に交感神経を刺激して悪循環が起こってしまいます。
それに、冷えた体では良質な睡眠はとれません。
睡眠の質が落ちることによって疲れが取れないと、これもまたストレスになり、交感神経を刺激して悪循環に拍車をかけます。
(当然、ストレス過多により精神的な状態にも影響を与えます。)
そこで、温熱刺激により身体を温めリラックスすると、副交感神経が働き始め、血行が促進されて、血管に滞りがちな疲労物質が身体の外へ排出されやすくなります。
そして、副交感神経がしっかり働いて、良質な睡眠が取れるようになり、自然治癒力を高め悪循環の鎖を切ることになります。
このような理由で、体を温めて自律神経のバランスをとることにより、自律神経の乱れに起因して起きている場合が多いと言われている、
血流・血行の滞りによる冷え、頻尿、肩こり、競争社会の中のストレス、不眠、そしてホルモンバランス異常による女性特有の疾患などに効果を認めるからです。
温熱刺激療法の方法
先に出ましたお灸や光線療法も温熱療法の一種ですが、当院ではそれ以外にイトオテルミーやローラー式電子温灸器を使用し施術を行います。
●イトオテルミー
イトオテルミーは、厳選した数種類の薬草(漢方)を線香状にしたものを点火し、その薬草の成分と、熱を肌にあて身体を温めることで効果を得る療法です。
おだやかな香りと温かさが、筋肉のこりや痛みを和らげ、疲労回復、胃腸の働きを活発化するなどの効果が見られます。
初めての方は、その「優しい温かさ」に驚かれます。
イトオテルミーの効果として、下記の効果が得られます。
↑中心のボタンを押すと再生されます。(52秒)
(音が出るので、ご注意ください)
●ローラー式電子温灸器
ローラー式電子温灸器は金メッキした金属ローラーを適温に暖めて、皮膚上をコロコロ転がして、お灸のような働きをさせます。
煙が出ないで火傷をしないお灸と、美容のためのローラーを一体化させたような感じの器具です。
本機は電気は使用しますが、これは熱源であって直接身体に対しては電気の作用はないので、電気治療ではありません。
この両者は副作用がないため、妊婦さんにも安心して施術を受けていただけます。
↑中心のボタンを押すと再生されます。(1分)
(音が出るので、ご注意ください)
●ホットストーンセラピー
湯せんにて適温に温めた石で身体をマッサージすることで、石の温かさが体にじんわり伝わるのを目的としている方法です。
●手技療法
当院では骨格への矯正手技は行わず、トリガーポイントリリース、筋・筋膜リリース、ゆらし整体という手技療法を行います。
なぜなら、骨格の不正やバランスの不正は筋肉が引き起こしているからという考えによるからです。
私自身も以前は施術に矯正手技を行っていました。
確かに骨格の矯正手技でも一時的に不正を正すことはできます。
しかし、数時間から数日でその不正の状態に戻ってしまうということを経験してきました。
なぜだろう?
そう悩み考えてみました。
そして、“竹の弓”を“背骨”と見立てて考えてみました。
竹の弓は元々は真っ直ぐでした。(火等で曲げてない場合)
その真っ直ぐのものに、弦をつけ無理やり曲げた状態にします。
この状態であれば、弦を外せば竹は真っ直ぐに戻ります。
では、人体においてこの弦は何でしょうか?
それは、疲労や痙攣(スパズム)でコッてしまった筋肉です。
この筋肉のコリが取ってあげれば(リリース)、自然に姿勢が良くなります。
こういった考えのもと当院では筋肉に注目して手技療法を行っていきます。
また、トリガーポイントリリース、筋・筋膜リリース、ゆらし整体をより一層効果的にするため、はり治療と併せて行います。
なぜなら、このように併用することによって、従来の手技療法の効果を二倍にも三倍にも発揮させることができるという気づきからこうした治療を行っています。
それぞれの手技療法は、痛みや不快感を伴わず心地の良い刺激で患者さんが寝てしまうほどですので、安心してお受けいただけます。
●気導術とは
日本気導術学会会長、鈴木眞之氏が考案した気エネルギー療法です。
気のエネルギー(気導力)を用いる事により、患者様の持つ身体各部位の痛み、バランス不正、骨格不正等を解消する事ができます。
また、精神的疾患にも非常に有効な効果をあらわします。
気導術の効果として、
○ 痛みの解消
○ 筋肉障害、神経障害、気障害の解消
○ 身体各部位のバランス不正、骨格不正等の解消
○ 精神的疾患(ストレス、トラウマ等)への画期的アプローチかつ効果
○ 難治とされる疾患に対しての有効的アプローチ
等が挙げられます。
以上
当院では、この5つの柱となる治療法を患者様に合わせて行うことで、とても良好な結果を得ております。
当院では柱となる5つの治療法以外に、補助的に様々な治療法も行います。
患者様一人ひとりの状況で使用することのある治療方法という位置づけです。
そのため、必ず行うということがございませんが、それぞれ効果的な治療法です。
また、患者様からのご希望がある場合にも、有効であると判断できる場合には行いますので、ご興味やご希望がございます場合はご相談ください。
「吸い玉(すいだま)」は、元々は動物の角を利用した治療法で、何千年もの間、民間伝統療法の一つとして行われてきました。
現在では「吸い玉」「吸角」「カッピング」「バンキー」「抜缶」などと呼ばれ、中国をはじめ世界中で親しまれています。
この療法の特別な点は、他の療法(鍼・灸・マッサージなど)が総て体表から体内に向かって刺激を加えていきますが、唯一吸い玉療法のみが 体表から外に向かって皮膚・脂肪・筋肉を吸い上げる療法だと云うことです。
この特長によって、様々な効果を発揮します。
また、吸い玉療法は痛い治療ではなく、治療時に気持ちが良いというのも、大きな特徴です。(個人差はあります。)
吸い玉療法の効果
・ 血液をきれいにする !
・ 血行を良くする !
・ むくみ解消 !
・ 血管をはじめとする組織を強化する!
・ 皮膚の若さを保つ !
・ 関節の働きを円滑にする!
・ 内蔵諸器官を活発にする!
・ 神経を正常に調整する!
・ 自律神経のバランスを整える!
・ 自然治癒力・免疫力を高める!
また、吸玉は体内の有害物を排出します。
すでに病気を抱えている患者さんは、吸い玉を外すと鼻を突くような異臭を感じることがあります。
これは吸い玉に吸引された毛穴や汗腺から、老廃物の成分がガスとなって排出されるためです。
吸い玉の欠点
吸玉の特徴的な欠点として、体調の悪い人、背中、首肩、腰が慢性的に凝り固まっている人の場合、最初の数回は、吸玉を外した跡に丸い跡が強くでることがあります。
これは、こりが慢性化して筋肉内の血流が悪くなっているために起こる現象で、その人の体調の良し悪しを表しています。色が濃いほど筋肉内の血流が悪いことを現しています。
吸玉の吸引の強弱ではありません。
数回治療を重ねると、体の調子が良くなりほとんど色は出なくなってしまいます。
1~2週間で痕は消えますのでご安心下さい。
また治療後しばらくは、長湯をしたときのような疲労感がでることがあります。
これは、吸い玉によって急に血液の循環が良くなったための”好転反応”です。
お風呂でよく温まって血行が良くなりだるくなるのと同じことです。
鍼治療の種類のひとつに、鍼を打った後に低周波の電気を流す電気はり。
鍼と電気との相乗効果を狙った方法で、鍼治療では一般的なものの1つです。
電気はりは痛みや痺れに効果があると言われています。
実際、ペインクリニックなどもパルスには注目していますし、中国では手術時に麻酔の代わりに電気はりが使われていたこともあるくらいです。
(今では手術の際はもちろん麻酔が使われています。)
電気はりの理論としては、周波数や強さによって効果が異なりますが、鍼を介して電気を流すことで脳内にある疼痛抑制系を興奮させて痛みを緩和するのです。
また、身体の奥の筋肉まで動かすことができ、より大きな血行改善作用が期待できます。
電気はりは手技と違って、一定のリズム・一定の強度で刺激を与えることができるので、効果にばらつきがなく、高く安定した効果が得られるともいわれています。
電気鍼治療では刺激の質や強度の調節ができ、以下のような作用が期待できます。
・筋肉運動の誘発
・筋緊張緩和(筋肉の疲労やコリに効果)
・鎮痛作用
・麻痺した筋肉の活性化
・神経の反射による麻痺部位の改善
弘法大師・空海は、幸せである為には健康であることが必要と諸国を巡り、お灸療法を広めたそうです。
そのため、お寺で行なわれることの多い“ほうろく灸”ですが、現在でも病気の治療・予防の為にお灸をすえる習慣が多く残っています。
ほうろく灸は「ほうろく」という素焼きの皿を頭に乗せ、頭頂にあるツボ(百会)にお灸を据えます。
百会(ひゃくえ)のツボの効果
肌荒れ、痔、頭重感、抜け毛、目の疲れ、鼻づまり、
睡眠障害(不眠)眠気、頭痛、疲れ目、肩こり、
二日酔い、耳鳴り、めまい、低血圧 自律神経改善(精神安定)
などに効果があります。
また、全身の調整など血流を良くするツボともいわれております。
直接肌の上にお灸をするのではないため、小さなお子様でも受けることができます。
頭がスッキリして、景色が明るくなります。